前回の掲載から9年になり、その間数千回のパトロールを実施してきました。
その間に安全の意識、取組みが生かされていればよかったのですが、日々のパトロール、指導が活かされていない状況が未だに続いている状況です。
本来ならばこの様な状況を掲載したく無いのですが、この様な恥ずかしい結果を掲載し今後、安全の意識向上を会社全体で取組みいきたいと思います。
安全教育を兼ねた安全パトロールを7月2日から10日に7現場実施し結果を掲載したいと思います。
実施者:瀬戸・古川
講評:古川
職長:長瀬薫美
発破後、補強リング等に破砕岩盤が乗ったまま
7月度の玉掛ワイヤー点検色は赤ですが、先月の点検色のまま
昇降設備の背かごの間隔が広い、踊場の背かごが無い
分電盤行先表示がついていない
電気配線を番線で結束
使用していない重機の未施錠キャビン足元に道具あり
消火器が、資材置場、休憩所に無く、資材倉庫に保管状態
職長:中山達彦
分電盤行先表示未設置・地上配線
電気配線を番線で結束
消火器水没
配線方法不備
安全看板・分電盤の設置場所不備及び配線不備
坑内送風管の潰れによる送風不備
ガラス破損での目隠し
作業半径立入禁止未措置
可燃物横に消火器?
踊り場の(展開)設置不備
職長:川口貴洋
結束バンドでの結束 OK
電気配線を番線で結束
破砕作業時のプロテクター未使用者・使用者
可燃物横に消火器?
エンジンを掛けたままの離席
作業半径立入禁止未措置
職長:川守田慶太
切替部に掘削土が乗ったまま
電気配線を番線で結束
分電盤の設置場所
分電盤は専用台に設置し坑口より離して設置(分電盤設置台)
航空写真を利用した配置図で位置が把握し易い。
職長:吉川英樹
鍵を付けたままの離席
可燃物横に消火器?
消火器が倉庫奥に保管
電気配線を番線で結束
作業半径立入禁止未措置
職長:松浦威
鍵を付けたままの離席
消火器未設置
可燃物より離し設置
電気配線をバインド線で結束
作業半径立入禁止未措置
鋼材を吊上げ時
タラップの破損まま使用
角あてを使用する
職長:大場貴博
使用玉掛ワイヤーの点検不備・7月は赤?黄色?赤〇では
消火器設置場所不備
アース線設置間隔不備
鋼材を吊上げ時
角あてを使用する
毎月本社安全推進委員と他現場担当者によるパトロールを行い、パトロール対象現場の職長と作業員に結果を報告、是正の有無を通知し改善後の報告。同時に元方への報告も。
平成27年度の安全教育を兼ねた安全パトロールを実施しその報告をいたしたいと思います。
今回のパトロールは年初め降雪期の1月9日~16日の約1週間で10ヵ所の現場を周り冬季での使用機材の保管方法や作業通路、安全通路の確認などを重点に置き実施いたしました。
実施者:古川
楢這地区構造物工事
安全パトロール実施状況
玉掛けワイヤー点検、適正使用の
指導(白色テープ)
簡易足場を設置作業する様に指示
モルタルを触れる際には
ゴム手袋を使用する様に指示
鷹ノ巣道路大内渕他改良工事
鍵抜き取り指示しました
点検せずに使用の跡にて
点検指示しました
降雪期間なので玉掛けワイヤーを資材等に付けたままにせず保管を指示しました
東北自動車道 赤湯工事
誤作動の原因になります。
キャビン内に物は置かないように指示いました
玉掛けワイヤー点検、
適正使用の指導(白色テープが付いている)
玉掛けワイヤーを雪の中に放置せず
保管を指示しました
(一)西滝沢館線 地方道路整備工事
降雪期間なので玉掛けワイヤーを資材等に付けたままにせず保管を指示しました
西海広2期農道整備工事
降雪期間なので玉掛けワイヤーを資材等に付けたままにせず保管を指示しました
1m~2mの高所作業の死亡事故が転落事故が多いので、高所作業、坑口周りでは安全帯使用を指示しました
誤作動の原因になります。
キャビン内に物は置かないように指示いました
緊急時電源カットが誰でもわかる様に
分電盤の行先表示をする様に指示しました
津軽ダム地下排水工事
冬季期間なので玉掛けワイヤーは付けたままにせずに
保管する様に指示しました
坑内残土搬出バケットのワイヤーは使用前点検を
怠らないように指示しました
湯ノ沢地区冶山工事
最低限の除雪を行う様に指示しました
冬季期間なので玉掛けワイヤーは付けたままにせずに
保管する様に指示しました
昇降口のH鋼には十分注意様に
指導しました
キャリヤダンプ走行時滑りやすくなっているので
周囲確認で作業する様に指導しました
国道45号 有家川橋下部工工事
玉掛けワイヤーは付けたままにせずに保管する様に指示しました
坑内残土搬出バケットのワイヤーは使用前点検を怠らないように指導しました
国道45号 摂待道路工事
重機掘削時法肩に寄りすぎに注意し作業中、見張り員を配置し作業する様に指導しました
下久保集水井(D-4)外工事
ウインチ、坑口作業では安全帯を
常に使用する様に指示しました
坑内重機作業では作業員と
配置の確認を指導しました
玉掛けワイヤーは付けたままにせずに
保管する様に指示しました
今回のパトロールの講評ですが、降雪時期にて玉掛けワイヤーを資機材に付けたまま放置し雪に埋もれている状態が目立ち、湿気や融雪剤が混入した除雪の雪などで、劣化や腐食が早く進行すると指導し適切な保管を指示いたしました。
次に高所作業や坑口付近(開口部)では手すり等が設置がなせれても降雪にて足元スベリやすくなっていたりつまずいたりの危険があり必ず安全帯を使用する事はもちろん日々の除雪の実施を指示指導いたしました。
次に吹付け作業時で今回の現場ではロータリーショットを使用しモルタルの吹付けをしていましたが、坑内作業員の作業足場の確保や補修作業での保護具の使用ですが安易に梯子に安全帯で体を固定しぶら下がり作業をしている、液体の急結剤が皮膚に付かないようにしなくてはいけないのに軍手での作業と安全意識、危険意識の考えが薄く今回は教育を兼ねた指導指示としました。
最後に、各現場共作業における危険要因の積み重ねにて事故に繋がる起きると言う意識に薄れいままで平気だから、いつもと同じだからで作業をしています。今回の冬季パトロールの結果を踏まえ社内でも安全対策や安全に関する意識向上に努めたいと思います。
古川
今回6月~8月にかけ7現場を対象に安全パトロール、安全教育(安全大会に記載)を実施し全体の評価として、発電機のアース線の設置不備、酸素濃度の記録を点検表に付けていても現場明示の不備や玉掛けワイヤー、使用機材の不備が目立ち、現場だけでなく、会社、機材センター、一丸となって今後の安全作業のあり方を考えていくパトロールとなりました。
実施者:藤島・瀬戸・古川
一般国道289号防雪工事にて
※今回のような深礎掘削施工から鉄筋組立作業の移り変わりで設備不備による事故がおこりやすので、作業前に設備関係の確認する事を指示しました。
八戸南環状線道路工事にて
※現場内の整理整頓ができ、熱中症対策で扇風機、日蔭の休憩所とう整備されており基本となる現場です。
岩手県釜石山田道路の工事にて
宮城県内三陸道の工事にて
宮城県内三陸道の工事にて
仙台市多賀城駅高架工事にて
※作業ヤードの区分、誘導員の配置は良好でした。
国道352号・福島県南会津郡南会津町滝原地内の銀竜橋橋脚工事にて
今回のパトロールは乗り込み後約3週間、作業も順調に流れ気の緩みや使用資機材もだいぶ使用しての不備や不安全要素による事故防止。
仙台市内土木工事
秋田県湯沢深礎工事