地滑り対策工事・さく井工事
概要・特徴
- 集水井工は、主として地滑り対策工事における地表及び地下水の排除を目的とする工法であり、地表から水平ボーリングを行い排水する場合と、地下施工と削孔長が長くなる場合は、集水井を設けて井内より集排水ボーリングを行う集水井内施工とがあります。
- 集水井工は地下施工の坑口の位置をなるべく安定した地盤に設け、集排水ボーリング工は、1地点より放射線上に施工を行う。目的により数段の施工となることもあります。
- 井内ボーリングにより集まった地下水は、排水ボーリングにより勾配を設け自然排水とし、ボーリング削孔終了後に、保全を目的としたストレーナーを設けた保孔管を挿入します。
ボーリングは調査によって求めた帯水層又は地下深部のすべり面を貫入し5m~10m程度、余掘する事もあります。
- 土留材はライナープレート及び井筒セグメント又は様々な土留材で施工する事が可能であり、取水井等で応用した数多くの実績がございます。